内容説明
平等か共同か、参加か参画か。男女が共に生き生きと暮らせる社会をめざして一人ひとりの市民はどう行動するべきか?男女共同参画という社会のあり方、その取り組みの歴史から成熟への展望まで。
目次
第1章 男女共同参画社会とはどのような社会なのか
第2章 教育・学習分野の男女共同参画
第3章 就労分野の男女共同参画
第4章 男女雇用機会均等法とその効果
第5章 職種の男女相互乗り入れ
第6章 政治の男女共同参画
第7章 人口問題とリプロダクティブ・ヘルス/ライツ
第8章 男女共同参画時代の家族法(民法)
第9章 家庭内暴力の防止
第10章 家庭生活における男女共同参画
著者等紹介
藤原千賀[フジワラチカ]
東京大学教育学部卒業。東京都職員を経て、10年間専業主婦。お茶の水女子大学大学院家政学研究科修士課程修了。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。現在、武蔵野大学政治経済学部政治経済学科教授。専門はジェンダー、女性政策、社会教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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竹鶴六
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男女共同参画社会にむけて市民がどのようにしてきたか、また今後どのようにすべきかが書かれているように感じた。 大学のテキストということもあり様々な、そして大量の資料が載っているのは良いのだけれど、本書の値段からもわかるように全体的に(仕方ないことではあるが)平易な記述になっているのは残念。ただ「こうなって、こうなった。」しか書かれてない部分も多く、具体的解決策も勿論書かれていなかった。 この本からどのように男女共同参画を見ていくのかを考えると良いのだろう。ただ価値としては微妙。2016/08/25