内容説明
文部官僚として30年、大学人として20年、通算50年のキャリアを貫く教育改革の理論。その理論を自ら実践し、開かれた大学と生涯学習の推進に奮闘した日々。その軌跡は、戦後教育の歴史に重なっている。
目次
第1編 教育改革への軌跡―私のライフヒストリー(「齋藤諦淳ライフヒストリー」が語る教育改革の展開;官邸の階段;社会教育する心)
第2編 教育改革論集―新しい教育政策のあり方(戦後わが国の教育政策;時代の変化と六・三制の変化;文部科学行政とプロフェッショナリズム;未来社会への禍根―わが国の教育、研究環境の現状と問題点;臨床教育審議会の高等教育政策;戦後日本社会と高等教育;万人の大学;生涯学習社会の展望)