内容説明
国家の思惑に翻弄され続けた「学校貯金」・「子ども銀行」。交錯する“教育の論理”と“金融経済の論理”の中で学校教育がになった役割を明かす!
目次
序章 交錯する教育と金融経済
第1章 学校貯金の構想
第2章 学校貯金の誕生
第3章 「貯金生徒」の増加と切手貯金
第4章 勤倹貯蓄奨励策の展開
第5章 総力戦体制下の学校貯金
第6章 「子ども銀行」の時代
第7章 「子ども銀行」の終焉
終章 「子ども銀行」とは何だったのか
著者等紹介
吉川卓治[ヨシカワタクジ]
1963年愛知県生まれ。1990年名古屋大学大学院教育学研究科博士課程後期課程中退。名古屋大学史専任編集室員(教育学部助手)、神戸商科大学専任講師・助教授、名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授などを経て、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授、博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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