出版社内容情報
ムサビのOBであり現職員である監修者の手羽イチロウ氏による好評ブログ「ムサビ日記」を書籍化。在学生20数名による美大生活を克明に日記で紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
234
『最後の秘境 東京藝大』は、エンターテインメント作家による、いかに面白く語って見せるかに工夫が傾けられた、いわばプロの手になる本だった。一方、こちらはムサビ生のブログを起こしたもので、アマチュアリズムに徹している。もちろん、数多くの中から精選されたものであり、編集作業も行われてはいるが、ある意味での拙さを大幅に残すことになった。そこにこそ、むしろ美大生のリアリティを求めるのなら、楽しめるだろう。ただし、仲間内に語られるこうした話法は、ムサビ生、もしくはムサビを目指す人たち以外への訴求力はやや弱いだろう。2016/11/19
ヨータン
11
すごく羨ましいなと思って読みました、ムサビもムサビ生も。4年間、好きなことを徹底的にやれる環境で、自分を全て出し切り、それを先生たちも他の学生たちも全力でサポートしてくれる本当にいい大学だなと思いました。2017/12/31
手羽イチロウ
3
最近読んだというか再読したというか。というか自分が監修した本を好きな人ってどれだけ自分が好きなんだよって話ですが・・・皆さん、買ってください・・・。2008/12/04
かおりーぬ
2
美大に行きたいと思っている人には、雰囲気がつかめると思います。だいたい制作活動に追われて、アルバイトに勤しんで、友人たちと騒ぐ。それが基本だと思いますが、この本の中には、真面目に色々と活動している学生もいたり、のんびりしていたり、みんないろいろと頑張ってるんだなー。とほのぼのした気分にもなります。学生たちの非常にリアルな日々なので、むやみに美大に憧れている人にはおすすめかも知れません。2020/08/15
氾濫
2
ライターではなく学生自身の言葉なのが良かった。なんだか感動してしまった。2017/02/28