内容説明
38億年の生命の秘密を解く。動物、植物、細菌から、ネアンデルタール人の化石まで、生活、医療、産業へ、ゲノム研究の成果は応用されつつある。2時間で知るゲノム研究の現在。
目次
第1部 ゲノム学が生み出す新しい世界像(ゲノムの塩基配列に刻まれた生命の歴史を人間までたどる;ゲノム学が開く「物質/生命」の統一的理解;ヒトゲノムから環境ゲノムへ―ゲノムが開く新しい世界;動物の体づくりとゲノム、そして遺伝子ネットワーク)
第2部 DISCUSSION微生物からネアンデルタール人まで―ゲノム学が生み出す新しい世界とは(比較ゲノム研究の現在―生物群ごとに;ゲノム研究の将来―方法ごとに)
著者等紹介
斎藤成也[サイトウナルヤ]
国立遺伝学研究所集団遺伝研究部門教授。1979年東京大学理学部生物学科卒業。81年東京大学大学院理学研究科人類学専攻修士課程修了。86年テキサス大学ヒューストン校博士課程修了。東京大学理学部助手、国立遺伝学研究所助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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