内容説明
那智大滝、花の窟、ゴトビキ岩など熊野の霊場はどのようにして誕生し、人々の信仰の拠り所となってきたのか？また、大地からの恵みを人々はどのように活かしてきたのか？熊野の成り立ちをＱ＆Ａ形式で解き明かす。
目次
第１章 謎解きめぐり 熊野の霊場（熊野の霊場、どんな所？；「那智大滝」はどうやってできた？；マグマからできた岩島！ ほか）
第２章 謎解きめぐり 熊野の古道（海の眺望素晴らしく；古道に恐竜の卵？；マグマの大地を歩く ほか）
第３章 謎解きめぐり 熊野の大地のめぐみ（どしゃ降り！の熊野；雨もたらす「熊野海岸山地」；水力の電気、新宮が最初！ ほか）
著者等紹介
後誠介［ウシロセイスケ］
１９５２年和歌山県那智勝浦町生まれ。広島大学教育学部卒業。１９７５年から那智勝浦町立中学校教諭、１９８７年から近畿大学附属新宮高等学校教諭。１９８８年から教務部長として附属新宮高等学校ならびに新設の附属新宮中学校の教育計画の立案に携わり、２００５年に附属新宮高等学校校長、同中学校校長で退職。２０１４年から和歌山大学防災研究教育センター客員教授を経て、和歌山大学紀伊半島価値共創基幹災害科学・レジリエンス共創センター客員教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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みかん🍊
79
熊野の成り立ちをQ＆A形式で解き明かされた本、マグマから出来た岩が多い熊野の地、海と山も近く自然豊かな大地が作りだした聖地というのもうなずける、奇岩も多くそれぞれの成り立ちも語られている、写真もたくさんあり見ているだけでも楽しい。2022/03/05
kaz
1
専門的なことはよくわからないが、熊野の地質が少しわかるような気がした。ブラタモリで紀伊半島を取り上げた際に手もとにあれば、かなり役に立ったように思う。図書館の内容紹介は『那智大滝、花の窟、ゴトビキ岩…熊野の霊場はどのように誕生し、人々の信仰の拠り所となってきたのか。大地からの恵みを人々はどのように活かしてきたのか。熊野の成り立ちをＱ＆Ａ形式で解き明かす。カラー図版も多数掲載』。2022/01/14
tomo Saka
0
約800年前から続く温泉(忘帰洞)の謎を知りたくて、読みました。読みやすさを考慮してQ&A方式で書かれているそうです。最後の方にやっとここの温泉の仕組みが出て来ました。図解されていてわかり易かったです。始めの方は岩や滝やその土地の話題が延々と続き、挫けそうになりましたが、まず目次から読んで、話題を選んで読めば良かったです。2023/08/16
