出版社内容情報
この物体はなんなのか――
バイト先の居酒屋で、テーブルを片付けているときに見つけた、箸袋で折られた面白いカタチ。
「ごちそうさま」が込められた小さなカタチ=“チップ” のようだと気になって……。
以来、蒐集家・辰巳雄基さんは、1年半をかけて47都道府県をまわり、
“いろんなカタチに折られた箸袋”を集めるべく、協力店をさがして歩いた。
全国の料理屋、食堂、居酒屋、すし屋、ラーメン屋、喫茶店、カフェで、
“誰かが折った”箸袋の造作物。
集めに集めたその数、なんと13,000点!
箸置き/空のなかま/海のなかま/陸のなかま/舟/飛行機/星/人/リボン・ネクタイ/
アクセサリー/鶴と亀/扇/花/ハートなどのジャンルに分けて厳選の700点超を一挙紹介!!
「手なぐさみに日本人の無意識が読みとれる。」――山口信博(折形デザイン研究所)帯コメントより
※一部作品の折り方例も収録
辰巳 雄基[タツミ ユウキ]
著・文・その他
内容説明
バイト先の居酒屋。テーブルを片付けていたら、箸袋で折られた面白いカタチを見つけた。なんだかチップみたい。ジャパニーズ・チップ=ごちそうさまの小さなカタチ。以来、たのしくなって集めはじめた。このお店だけじゃなくて、日本中で愉快なチップがつくられているはず。軽自動車で1年かけて47都道府県をまわり、協力してくれる店を探した…。日本中から集められた、誰かが折った箸袋約13,000点から、その一部をご紹介。展覧会も続々決定!
目次
ジャパニーズ・チップ図鑑(箸置き;結び;折り ほか)
箸休め たくさんのチップ(舟;飛行機;星 ほか)
箸休め いろいろな箸袋(花;ぐるぐるギザギザ;丸三角四角 ほか)
著者等紹介
辰巳雄基[タツミユウキ]
1990年奈良県生まれ。京都造形芸術大学卒業後、島根県の北に浮かぶ隠岐諸島海士町に移り住む。現在は京都の福祉施設で働くかたわら蒐集家/調査員として活動。過去の展示に「たつみの海でひろってきたもの店(展)」「ジャパニーズチップ展―テーブルの上で見つけた日本人のカタチ」などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
Minamihama