明智光秀の乱―天正十年六月政変 織田政権の成立と崩壊

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898064177
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C0021

内容説明

天正十年六月政変 織田政権の成立と崩壊。いわゆる「本能寺の変」で知られる明智光秀の謎は何を意味するのか。本書ではその実像と政変の動機に迫ることで、日本史研究における中世と近世の間に生まれた空白の真実を解き明かす。

目次

序章 三鬼清一郎の学説と「室町幕府奉公衆」(「明智光秀の乱」から「天正十年六月政変」へ;顧みられなかった第一人者の学説;明智光秀と「室町幕府奉公衆」)
第1章 室町幕府と「織田・明智体制」(天下人織田信長と室町幕府;明智光秀の地位について;「織田・明智体制」の成立;足利義昭の出奔と織田政権)
第2章 明智光秀とは誰なのか(明智光秀の出現と信長;明智光秀になった人物;明智光慶と光秀の妹ツマキについて)
第3章 信長の政権構想と「織田・明智体制」の崩壊(将軍権力襲撃事件(将軍御所・本国寺・本能寺)
織田信長の歴史的使命
「織田・徳川同盟」と明智光秀
「山崎の戦い」と室町幕府の滅亡
信長と光秀の十七年間)

著者等紹介

小林正信[コバヤシマサノブ]
1962年愛知県春日井市生。2001年織豊期研究会参加。三鬼清一郎名古屋大学名誉教授に師事。2011年博士(比較社会文化)九州大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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