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出版社内容情報
PRINCIPLES of NEURAL SCIENCE Fifth Edition
Eric R. Kandel
James H. Schwartz
Thomas M. Jessell
Steven A. Sigelbaum
A.J.Hudspeth
【著者からのコメント】
国際医療福祉大学大学院 院長 金澤一郎
世界のスタンダード
脳研究はとてつもなく進んできた。分子生物学とイメージングの技術が、脳を探る手段を与えてくれたのだ。ベールにおおわれていた神経系の中枢が見えるようになったのが、医師・研究者として歩んできた私の人生のなかで、最も印象的な出来事だった。この本には、こうした全世界の神経科学の研究が積み重ねられている、まさに世界のスタンダードなのである。
人間の営みすべてに関係する学問
医学のどの分野にも、工学にも、経済学にも、哲学にもつながっており、人間を知るための科学的基盤を与えてくれるものだろう。人間の営みすべてに関係する学問が「神経科学」だ。神経内科はもとより、脳外科や精神科、さらにはその他関係する領域の臨床家の方々も、是非手にとって拾い読みでも良いからなじんで欲しい。
東京大学大学院医学系研究科 統合生物学分野 教授 宮下保司
脳科学研究の羅針盤
この本はなにより「構成」が素晴らしい。ニューロンから入り、イメージングへ進み、神経回路の各論で全体が繫がる。このミクロとマクロのバランス・連携。読んで欲しいし、教科書として使いたくなる。きっと自分がいる場所(研究をしている領域)について俯瞰的に見ることができるようになるだろう。この構造と問題意識は、きわめて現代的で、おそらく、脳と神経の科学の本質なんだと思う。
学生は、“分厚い”知識と見識を身につけることが必要だ
まずは最低限、この本を通読してほしい。この程度の“分厚い” 知識と見識を持ってほしい。日本の学生は、往々にして、自分の専門のことしか知らない。でも世界を見渡すと、そんなことはない。自分の専門から少し離れたことでも、きちんと議論できる人が多い。そうした幅や奥行きが、研究者を成長させるのだから。
感想・レビュー
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Takashi Matsui
「ぬみ」
Ryosuke Tanaka
こずえ
ようじゅ