内容説明
あるひのことです、ネイトが、めをさますと、てんじょうから、ハンタイおばけがみおろしていました。そのときからネイトのまわりはなにもかもハンタイになりました。
著者等紹介
マックレイ,トム[マックレイ,トム][MacRae,Tom]
ロンドン在住。テレビドラマの脚本家。イギリスの主要放送局で多くの作品を手がけている。“Doctor Who”という人気ドラマの新シリーズの脚本担当の一人でもある。2002年、英国映画テレビ芸術アカデミー主宰の英国アカデミー賞テレビ部門に“Off limits:School’s Out”でノミネートされた。『ハンタイおばけ』が初めての絵本
オドリオゾーラ,エレナ[オドリオゾーラ,エレナ][Odriozola,Elena]
スペイン生まれ。祖父、父親ともに画家。美術とインテリアデザインを学び、8年ほど広告関連の会社に勤める。1997年に絵本画家となり、以来多くの作品を発表。その数は55作以上にのぼる。本国スペインで大変高い評価を受けており、2004年には、“Vegetable Glue”でケイト・グリーナウェイ賞にもノミネートされている
青山南[アオヤマミナミ]
1949年、福島県に生まれる。翻訳家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
63
ある朝、ネイトが目を覚ますと天井にハンタイおばけが立ってました(朝型)。「下りておいで」と声をかけても、ハンタイの事しかしないので下りてはきません。「そこにいるよ」と近くの人に教えても、そこにはいません。ハンタイおばけの周りは何もかもがハンタイの世界になります。学校まで着いてきて大混乱。困ったネイトはある思いつきを実行します……。作者のトム・マックレイ氏はロンドン在住のテレビ脚本家。本書が初めての絵本とのこと。エレナ・オドリオゾーラさんはスペイン生まれの絵本画家。色使いがきれいな本です。翻訳は青山南氏。2015/01/03
浅葱@
40
ハンタイおばけが登場して困ったことが続きます。そこからの発見、発想の転換が楽しくて、最後の「おわり!」にニヤリとしてしまいました。自分で考えることって大事だなと思う私は大人だなぁ(笑)2014/12/18
かおりんご
36
読み聞かせ(69)物語のオチ、わかってくれたかな?ハンタイのことばかりなのには、笑っていましたが。2016/06/03
chiaki
34
光村図書の国語1年教科書掲載本。ハロウィンも近いので読み聞かせ。ある朝天井からハンタイおばけが覗いていて!ネイトは朝食をとっていても、学校に行っても、あまのじゃくなハンタイおばけのいたずらに遭います。でもその攻略法が分かってからは、むしろ手玉にとるように。オチは…裏表紙へ続くということでいいんですよね!?最後、読み方練習しなきゃ伝わらなさそ~泣2020/10/22
かおりんご
33
読み聞かせ(138) 途中から落ちがよめるけれど、繰り返しが心地よく楽しく聞いていた。2014/09/29