著者等紹介
ズッパルディ,サム[ズッパルディ,サム] [Zuppardi,Sam]
ケアワーカーや書店員など、さまざまな職を経て絵本作家となり、さし絵も手掛ける。イギリスのヨーク在住
福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館勤務の後、児童書の研究、翻訳などをする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
262
作(文と絵)はサム・ズッパルディ。イギリスのヨーク在住の絵本作家らしいのだが、名前(姓)からは出自がイタリアっぽい。お話は、大事なことの前に現れる"どきどきモンスター"と、その対症法。指南役はママ。絵はクレパスの描線に水彩で彩色したもの。下書きの鉛筆の線を残したままにしておくのが特徴。それで何かいいことがあるのだろうか。また、絵は全体としていたってラフ。こういう独特の味わいとして受け止めておくことにしたい。2024/03/07
たまきら
31
娘のバレエ発表会が近づいています。4歳でバレエを始めたものの、保育園では何一つ人前でできなかった彼女がどうなるか不安でした。先生が「うちの教室で発表会で踊れなかった子は一人もいない」と自慢げに言ったときは半信半疑でしたが、彼女は正しかった。発表会は楽しむもの。その大切なことを、娘はこの先生から身をもって教えてもらった気がします。ま、すっげ~怖いんですけどね。この本は楽しかったようですよ。2020/09/05
どあら
29
図書館で借りて読了。皆の前に出る時って、誰にでもどきどきモンスターは現れます。楽しむことで克服出来るのね(^^)(全学年、3分50秒)2020/07/28
ヒラP@ehon.gohon
19
自分自身の不安感を、モンスターに仕立ててしまいましたが、とても実感できるお話です。 大人にだってどきどきモンスターはいるのですからね。 私も読み聞かせを始めたとき、どきどきモンスターが邪魔和するので困りましたとも。 ジャックのきりかえスイッチ、素晴らしいと思います。2020/07/05
おはなし会 芽ぶっく
16
初めての発表会。緊張している心がどんどん大きくなり、どきどきモンスターに変身しちゃう。どう伝えたら良いのか分からない自分の気持ちを、落ち着いて考えて言葉にできるってすごいこと!ジャックのすごいところはもうひとつ。それをお友達にあしえてあげたこと!2019/05/26