目次
1 虐待の全体像をつかむ―総論
2 虐待は予防できる
3 虐待の重症度分類
4 実際的な“虐待事例”の見立て
5 虐待事例のネットワークのつくり方
6 虐待親の治療
7 再統合へ
著者等紹介
鷲山拓男[ワシヤマタクオ]
1960年東京都生まれ。精神科医。東京医科歯科大学卒業、東京健生病院で基礎研修、みさと協立病院で精神科研修をへて、現在、社会福祉法人子どもの虐待防止センター評議員、練馬区保健所嘱託医精神科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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4
多分大学1.2年の時に購入して、途中までしか読めなかった本。一応全部目を通した。虐待は本当に子どもの権利を侵害する行為だし、容認できるものではない。また、身体的虐待やネグレクトは、通常就学前から継続して行なわれ就学後も継続してしまう。だからこそ保健所などでリスクがある親子の早期発見が必要だと思った。一方で、虐待してしまう親を非難することで虐待はなくならない。むしろ必要なのは親への非難ではなくケアであり、その点で保健所として親への支援を行ってくこと(精神保健機能や虐待親への継続的な支援など)が大事なのかな 2018/12/08