目次
現代語の文法・文法論
古代語の文法・文法史
現代語の語彙・語彙論
古代語の語彙・語彙史
現代語の音声学・音韻論
古代語の音韻・音韻史
文字・書記
社会言語学・方言学
文章・談話
認知言語学
言語情報処理
日本語学史―文法を中心に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
susu
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読めば読むほど悪いところに目が行きます。主語の定義が客観的とは言えないし、格が形態的に定義されていないことが問題であるとおもいます。特に68頁の「単語とは何か」がひどい。歴史的変化は疎いので参考になります。2014/10/14
susu
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ソシュール関係の文献を読んだあとだと、単語の規定の不備が目に余ります。「現実世界を切り取って名付ける」とか(※命名とともに出現する)、「恣意的ゆえに必然的ではない」とか(※ここでは必然的ではなく自然的が正しい)…。一般向けに書いたのでしょうけど、だからこそそこらあたりはしっかり記述してもらいたかったです。南不二男先生の文献に目を通したあとだと、複文の箇所はわかりやすかったです。2014/02/15
susu
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「父の買ってきた(本)」のようなものを連体修飾節ではなく、「規定語」と定義しており、さすがに節を語と言ってしまうのはどうなのかと思いました。認知言語学など最近の事例も多く、とくに異音についても認知言語学で説明できるというのには驚きました。ただ、あまり納得できませんでした。日本語史に関わる章は大変おもしろかったです。2013/11/05