岡田英弘著作集〈4〉シナ(チャイナ)とは何か

個数:

岡田英弘著作集〈4〉シナ(チャイナ)とは何か

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月18日 10時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 569p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894349698
  • NDC分類 208
  • Cコード C0320

出版社内容情報

“シナ文明”という特異な文明の実像とは。――「中国五千年」の虚構を暴く。
秦の始皇帝の統一以前から明末までのシナの歴史を、新しい切り口で提示し、「都市」と「漢字」と「皇帝」を三大要素とするシナ文明の特異性を明らかにする。司馬遷に始まるシナの歴史家たちの系譜を記し、また漢字がシナ文明に果たした役割を論ずる。岡田英弘の“漢字論”がこれだけまとまって読めるのは、本書が初めてである。

内容説明

なぜ、「中国」ではなく「シナ」か?日本文明とシナ文明のちがいは、“漢字”の役割が異なる点にある!

目次

第1部 シナ文明とは何か(通史 漢族とシナ社会;シナ文明を解析する ほか)
第2部 歴史はこうしてつくられた―シナの歴史家たち(はじめに―シナの歴史観はどう形づくられたか;司馬遷の『史記』―歴史の創造 ほか)
第3部 シナ史の諸相(シナは始皇帝から始まった;『三国志』の地政学的考察 ほか)
第4部 漢字とは何か(漢字の正体―マクルーハンの提起を受けて;書き言葉と話し言葉の関係 ほか)

著者等紹介

岡田英弘[オカダヒデヒロ]
1931年東京生。歴史学者。シナ史、モンゴル史、満洲史、日本古代史と幅広く研究し、全く独自に「世界史」を打ち立てる。東京外国語大学名誉教授。東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年『満文老档』の共同研究により、史上最年少の26歳で日本学士院賞を受賞。アメリカ、西ドイツに留学後、ワシントン大学客員教授、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

6
図書館にて。漢高祖のことを復習している。岡田英弘の著作は過去に読んでおり、この著作集も既読だったが、未レビューであった。清に詳しいのが岡田の特徴で、本書第二部の6 「祁韻士の『欽定外藩蒙古回公表伝』」の内容を知るには、本書に頼るしかないのでは。2023/07/17

Hiroki Nishizumi

4
目から鱗が落ちる、と言いたくなる。面白かった。これまでシナを誤解していたことがよく分かったし、多くの人が未だに勘違いしていることも。また人口問題の重要性も理解出来た。2023/05/01

紅井流星

2
タイトルのとおりシナ(チャイナ)とは何かが良くわかった。また、言葉と文字(漢字)に関する内容は興味深い。特に漢字の読み方が統一されておらず、現代中国10億人の民は漢字を見て理解することはできても発音することができないことは、目からウロコである。日本人は『かな』の発明により、フリガナを振れるし、いざとなればすべて平仮名で書く事もできる。中国人は初めから漢字を覚えなくてはならないので大変だと思っていた。中国語に興味をもったが、英語すらロクに理解できていないので、英語の勉強の方が先である。2015/02/14

Kazuya Nakagawa

2
これは面白かった。特に漢字の話か面白かった。正直前の三つは読むのが苦痛でした。2014/07/12

MIRACLE

1
筆者が専門分野であるシナ(=中国)についてのべた文章を、シナ文明の通史、シナの歴史家(PHP新書の『だれが中国をつくったか』の再録)、エッセイ、漢字論の順に収録した著作集。「第Ⅳ部『漢字とは何か』は、本邦初公開の私の渾身の漢字論である。(中略)私の漢字論が、今後の日本人の中国理解に少しでも貢献できることを、心から望むものである」(「はじめに」より)。独自の分析は鋭いが、論証はお粗末であるのは、本巻でもおなじだった。2014/10/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8054390
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品