出版社内容情報
絵本(幼児)
うさぎくんがいすを作りました。そして「どうぞのいす」のかんばんをそばに。ある日,ろばさんがいすにどんぐりをおいて……。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
149
【大人こそ絵本を】感謝の連鎖という言葉が浮かびました。次の人の事を思いやる気持ちともいえます。教えられることの多い絵本です。2016/03/05
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
118
うさぎさんが作った『どうぞのいす』。ひと休みしたい人のために大きな木の下に置きました。そこに通りかかったろばさんは、どんぐりをいっぱい拾って家に帰る途中。重い荷物をいすに乗せて、木かげでちょっとひと休み……のつもりがぐっすり眠ってしまいます。そこに通りかかったのは……。森の生きものたちの善意が微笑ましい絵本。Give & Takeというとビジネスライクに聞こえるかもしれないけど「あとのひと」のことを考えてShareする気持ちを忘れてしまってないかな、と少し反省。(*ノω・*)テヘ 1981年11月初版。2016/03/01
パフちゃん@かのん変更
105
かわいらしくてドキドキはらはらしてとてもいいと思います。低学年の読み聞かせにいいと思います。くりとどんぐりの違いが分かる子の方が楽しめますね。2014/03/15
あすなろ
104
【育児】81年出版。可愛らしい絵本版のわらしべ長者&優しさ表した絵本という感じかな。こういう考えを持つ子に育って欲しいと思うが、このパターン、結構絵本に多いですね。それだけオトナ達はこういう理想の子像を多く持っている証左だろう。2017/03/26
Natsuki
103
見えない誰かへの優しさがたくさん詰まった絵本♪うさぎさんが作って丘の上に置いた「どうぞのいす」。そこへやってきた動物たちが繰り広げるどうぞのリレーに、自然と笑顔がこぼれ出す(*^^*)絵もお話もとっても素敵☆うさぎさんが思い描いていた「どうぞ」ではなかったかもしれないけれど、気持ちはちゃんと伝わってるね。うさぎさんのしるしに敢えて触れないところもまた、お互いに見えない誰かのままにしたかったのかな。2015/11/15