伊東俊太郎著作集〈第2巻〉ユークリッドとギリシアの数学

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  • サイズ A5判/ページ数 365,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784892055553
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C3341

内容説明

ギリシアにいかにして厳密な論証数学が形成されたかを論じた著作、およびユークリッドを中心とする数学史の諸問題をとり扱った論文を収める。『ギリシア人の数学』(単行本)、「ユークリッドと『原論』の歴史」、「ピュタゴラス学派の数論」、「『幾何的代数』は存在したか」(書き下ろし)他を収録。

目次

ギリシア人の数学(ギリシア数学史の今日的問題;古代オリエントの数学;オリエント数学からギリシア数学へ;ギリシアの数学;ギリシアにおいてなぜ公理的論証数学は可能となったか)
純粋数学の起源―ユークリッド『原論』の成立に即して
ユークリッドと『原論』の歴史
ユークリッドは実在したか―歴史的事実について
ピュタゴラス学派の数論―一次資料からの解釈
「幾何的代数」は存在したか
世界の数記号

著者等紹介

伊東俊太郎[イトウシュンタロウ]
1930(昭和5)年、東京に生まれる。1953(昭和28)年東京大学文学部哲学科卒業。1964(昭和39)年米国ウィスコンシン大学よりPh.D.(科学史)の学位を得る。1978(昭和53)年東京大学教養学部教授。現在、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、麗澤大学名誉教授。日本比較文明学会名誉会長、国際比較文明学会終身名誉会長、地球システム・倫理学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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