内容説明
ベトナム料理は、中国・フランスの植民地時代の影響が大きく、それぞれの食文化をうまく取り入れ、非常に洗練された料理でもあります。しかし、一番おいしいベトナム料理は家庭料理にあります。本書は、著者が小さいころから母に教わってきた、代々受け継がれた味を中心に、本格的なベトナムの家庭料理を紹介します。
目次
第1章 麺類
第2章 パン&ライスペーパー
第3章 デザート
第4章 あえ物&スープ
第5章 炒め物&煮込み
第6章 お粥
著者等紹介
トウェン,P.T.[トウェン,P.T.][Tuy^en,Thi Phuong]
布施旋子。1971年、ベトナム・サイゴン(現在のホーチミン市)にて、当時、画家であった父と教員だった母との間に三女として生まれる。ベトナム戦争終結まもない1981年にボートピープルとして家族と共に来日。日本で生活しながらも、ベトナム人としての誇りを見失わないようにと、母親から幼少時代より母国語・歴史・生活風習と同様に、ベトナム料理の手解きを受ける。「Senkoさん(トウェン)のベトナム料理会」を開催中。ベトナム料理を通じて日本との文化交流の掛け橋になれればと思っている
青木由希子[アオキユキコ]
ベトナムの笑顔と哀愁に惚れ込んで、1995年から撮影旅行に足を運ぶフリーランスフォトグラファー。トウェンのベトナム料理の大ファンでもある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kyouko Yona
1
ベトナムはきっとご飯が美味しいよ。家でつくれたらいいな。 パクチー無しで作ればいいし。 しかし、ベトナム料理必須のご当地調味料がなかなか探せず。 春巻きも、フォーも、白身魚の炒めものももう少しお預けなのです。2013/06/16
Masa
0
女房が図書館で借りて来た模様、ヒマにまかせて読むってか眺めてみる。ここ数年、仕事で結構ベトナムづいているので大体食べた事ある料理ばっかりかな。魚醤のヌックマム、タイのナムプラーとは違うのね。無い時はナムプラーで代用、って書いてある。タイ料理と似ているかと思ったら全く似ていないベトナム料理、大体どれを食べても美味しいですね。次にベトナムに行く時にえびの塩辛ペーストのマムネームを買って来て、と女房に頼まれました。ウチでもベトナム料理が出て来る様になるみたいです。2017/08/22
はっちん
0
これがまた!とってもおいしそうな写真ばかりでお腹が思わずぐぅ~と鳴ってしまいました(*´ェ`*)料理もデザートも豊富で、しかもオリジナルレシピとかもあって面白い!作れないけど、見て食べる!そして巻末のベトナム事情も読ませます。2014/06/11
Onishi
0
ビーフンを作ってみました。家庭で作った料理とは思えないごちそうビーフンになって驚いています。時間のかかる丁寧な家庭料理。 2014/05/27
Happy
0
ベトナム料理は大好きと思っていたけれど、思ったより食指を動かされなくてがっかり。田舎に住んでるとここに書いてあるような材料はなかなか手に入らないところも「作ってみよう!」と言う気にならなかった理由なのかな?もっと日本でも手に入りやすいものや代用できる材料で出来るレシピをのせて欲しかった。生春巻きぐらいはできるし、フォーも手に入るようにはなったけれど・・・2011/08/16