内容説明
ワイドな見開きページで美術館の建物の構造をのぞいたり、自分だけのミュージアムをつくったり…。読み終わったときには、美術館のもの知り博士になっているはず。美術館での教育普及活動がさかんな昨今、子どもたちが美術館のしくみを知り、美術館をもっと楽しく体験するための入門ガイド絵本です!
著者等紹介
デュカトー,フロランス[デュカトー,フロランス] [Ducatteau,Florence]
フランス国籍をもち、ベルギーのブリュッセルに在住。演劇と心理学を学び、ふたつの劇団に所属するかたわら、心理学者として働く。2002年より、子どもの本を書きはじめる
青柳正規[アオヤギマサノリ]
1944年生まれ。東京大学副学長を経て、現在、独立行政法人国立美術館理事長、国立西洋美術館館長、日本学士院会員。2006年に紫綬褒章、2011年にNHK放送文化賞受賞
野坂悦子[ノザカエツコ]
1959年東京生まれ。1985年より5年間、ヨーロッパに住んだ経験を生かして、オランダやベルギーの優れた絵本や物語を紹介している。紙芝居文化の会運営委員、JBBY(日本国際児童図書評議会)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
しかけ部分も気が利いている、美術館についての本です。オタマさんは親の関係上様々なギャラリーや劇場に行っていて、基本的なことは知っていましたが、建物の構造などの説明は楽しかったようです。「ここは何のスペースなのかな」と想像して楽しんでました。オカンはトイレに笑っちゃった。しかし、なぜ男子はみんな無精ひげなんだろう。2017/09/08
わむう
17
子どもに分かりやすく美術館の楽しみ方やマナーを書いている絵本。敷居が高い美術館を訪れる導入として良い本。2017/06/20
ヒラP@ehon.gohon
13
美術館ってこんなところだったんだね。いろいろと楽しいしかけがあって面白かったです。2017/09/20
遠い日
9
田舎で育ったので、美術館などどこにもなかった。だから、美術館を初めて訪れたのは、進学して家を出てからだ。いくつか展覧会を見るうち、建物の美しさや荘厳さにも気づくようになる。本書は美術館によく行くおじいちゃんとおばあちゃんに連れられて、初めての美術鑑賞に赴くクララとバシールの1日を通して、館内でのしてはいけないことや、楽しみ方に易しくふれられる。2017/05/07
ちーたん
9
間抜けな泥棒が笑えた。絵が素敵だし内容もそこそこ。子供向け。2017/02/23