内容説明
光と影、大気の色、植物、地図製作、人体解剖、兵器の発明、都市計画…飽くなき好奇心をもって、あらゆる分野の事物に目を向けたレオナルド。さまざまな観察や実験の記録、そしてそこからうまれたアイディアをかきとめた直筆ノート。
目次
第1部 美、理性、芸術(絵画について;人体について;光と影;遠近法と視覚のしくみ;人物習作とスケッチ)
第2部 自然の観察と秩序(人体解剖;植物学と風景の表現;地理学;物理学と天文学)
第3部 技術と応用(建築と都市計画;彫刻と鋳造技術;機械の発明;画家への助言;哲学、警句、雑記)
著者等紹介
スー,H.アンナ[スー,H.アンナ][Suh,H.Anna]
アメリカ合衆国、プリンストン大学にて美術考古学の修士号を取得。メトロポリタン美術館の学芸員を経て、同館、ニューヨーク大学のインスティテュート・オブ・ファイン・アーツ、プリンストン大学美術館、ハーバード大学などの学術出版物の企画に携わる。ニューヨーク在住
森田義之[モリタヨシユキ]
1971年、東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。1974年、同大学院美術研究科修了。1976~81年、イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学およびローマ大学文学哲学部専攻科に留学。イタリア美術史専攻。茨城大学教授を経て、愛知県立芸術大学美術学部教授
小林もり子[コバヤシモリコ]
1988年、東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。1992年、同大学院美術研究科修了。専門はイタリア・ルネサンス美術。1989~91年、ミラノ大学留学。現在、イタリア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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