内容説明
ヒューマノイドロボット開発の第一人者が綴る人間とロボットの歩み。歴史から近未来まで、ロボットにまつわるトピック満載。
目次
1 神話から近世―B.C.8世紀~A.D.19世紀(ロボットの概念はすでにギリシャ神話の時代に登場;時計の技術がからくりの仕掛けを生み、自動人形へ ほか)
2 ロボット開発黎明期―1900年代~1970年代(コンピュータの登場とロボットの研究;フィクションに見る人とロボットの関係「鉄腕アトム」「鉄人28号」「2001年宇宙の旅」 ほか)
3 社会に浸透するロボット―1970年代~1980年代(1980年「ロボット元年」到来;現実とSFにみる日本と欧米の“理想のロボット” ほか)
4 役に立つロボットの開発‐未来に向けて―1990年代~2010年代(極限で作業するロボットの開発;企業による人間型ロボットの開発と日米間の文化の違い ほか)
著者等紹介
菅野重樹[スガノシゲキ]
早稲田大学創造理工学部総合機械工学科教授。1981年早稲田大学理工学部機械工学科卒業。つくば科学万博(1985年)日本政府テーマ館で展示実演された鍵盤楽器演奏ロボットに関する研究により工学博士。早稲田大学助手、専任講師、助教授を経て、1998年より教授。人間と共存できるロボットに関する研究に従事。2007年秋に発表した人間共存ロボット「TWENDY‐ONE」は世界的に高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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