内容説明
アルキメデスからガリレオ、ニュートンなど天才たちの発明・発見が現代のテクノロジーを支えている。現代に活きる天才の30の原理。
目次
1 持ち上げる(テコの原理「地球だって動かせる」;アルキメデスらせん「らせんマジック」 ほか)
2 動かす(モーターの原理「左手が大事!」;ベルヌーイの定理「力学が新たな階段へ」 ほか)
3 見る(顕微鏡「極小の世界を見る」;望遠鏡「光から電磁波へ」 ほか)
4 温める冷やす(質量保存則と燃焼の正体「空気の重さは?」;エネルギー保存の法則「熱と仕事の深い関係」 ほか)
5 波を操る(光の干渉「波としての光の性質」;波の干渉「どんな波も干渉が起こる」 ほか)
6 測る(馬力「馬と比較した仕事率」;ニュートン「力の単位は質量×加速度」 ほか)
著者等紹介
山崎正勝[ヤマザキマサカツ]
東京工業大学名誉教授
小林学[コバヤシマナブ]
東京工業大学特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nakmas
1
この本は何年越しだ?というくらい積んでおいてしまった。細部にこだわって、わからなければ立ち止まってしまうような読み方を変えなかったら、一生読み切れなっただろう。 未だに「ワットバランス」とか単語からしてイメージも湧かないものが多数あるけど、この本はとても楽しくて、必要なことをまとめてくれている、良い教科書。この内容を少しでも頭に入れて、日常のいろんな場面でぽっと思い出すことができたらいいな。2016/09/13
lanikai
0
理科が面白いと思えなかった人はたぶん、やっぱりこの本も面白くないだろうな。いきなり数式が飛び出たりして難しく感じるだろう。という点では題名には偽りありだ。逆に科学に親しみのある人にとっては、とても面白い本だと思う。バリバリの理系の人にとっては…ちょっと物足りないはず。ちょっとターゲットとレベルが乖離していて残念。2012/06/02