出版社内容情報
宮廷内部における権力関係を比較して国制を論じた意欲作*エリアスを超える新しい宮廷研究が始まる!
膨大な史料を駆使,それぞれの人員・費用・宮廷生活・儀式・ヒエラルキーを比較して,新たな宮廷像を描き出し,二つの国家の形成過程における宮廷の役割を照射。エリアスの宮廷論を超える「野心的研究」と評価される
*原書の膨大な注をホームページに掲載(略語表も)*
この訳書の重要な特長の一つは,原書の注を刀水書房ホームページに掲載する事です。
本文に組み入れると100頁を超える「原注」になっていたはずを,原著者の了解を得て決断,HP掲載によって, 手ごろな頁数と価格を実現することが出来ました。恐らく本邦初の試みです!
第1部 序
第1章 宮廷史研究の諸問題/第2章 近世前夜の王室
第2部 廷臣たち
第3章 宮廷の人数と費用/第4章 地位と収入
第3部 宮廷生活
第5章 宮廷生活のカレンダー/第6章 宮廷儀式と地位
第4部 権 力
第7章 宮廷における権力のあり方/第8章 国の中心としての宮廷
第5部 結
第9章 結論と展望
J.ダインダム[ジェイダインダム]
大津留厚[オオツル アツシ]
小山啓子[コヤマ ケイコ]
石井大輔[イシイ ダイスケ]
目次
第1部 序(宮廷史研究の諸問題;近世前夜の王室)
第2部 廷臣たち(宮廷の人数と費用;地位と収入)
第3部 宮廷生活(宮廷生活のカレンダー;宮廷における儀式と地位)
第4部 権力(宮廷における権力のあり方;国家の中心としての宮廷)
第5部 結(結論と展望)
著者等紹介
大津留厚[オオツルアツシ]
1952年生。東京大学大学院社会学研究科国際関係論専攻博士課程単位取得退学。学位:国際学修士。現在、神戸大学大学院人文学研究科教授
小山啓子[コヤマケイコ]
1971年生。九州大学大学院比較社会文化研究科国際社会文化専攻博士後期課程修了。学位:博士(比較社会文化)。現在、神戸大学大学院人文学研究科准教授
石井大輔[イシイダイスケ]
1974年生。神戸大学大学院文化学研究科社会文化専攻博士課程修了。学位:博士(学術)。現在、龍谷大学他非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MUNEKAZ