内容説明
縄文の「食」と「住」について、歴史生態学、実験考古学、動物考古学、自然科学、民俗学など多様な視点から論究。先史時代の生活の復元に大きな材料を与え、縄文文化研究に新しい地平を拓く。
目次
1 食の多様性と文化の盛衰―縄文から学ぶ
2 民族事例からみる多様な住居の様相―平地式住居の実態
3 資源利用からみた縄文文化と続縄文文化
4 鍋のスス・コゲからみた縄文・弥生時代の囲炉裏構造
5 炭素同位体分析による居住期間・住居の寿命と生業
総括 縄文時代の食と住まいの復元
著者等紹介
小林謙一[コバヤシケンイチ]
1960年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了、総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。慶應義塾大学文化財調査室、大橋遺跡調査会、金沢大学埋文調査センター、国立歴史民俗博物館を経て、中央大学文学部教授。博士(文学)総合研究大学院大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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