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内容説明
人が日常行っている話し言葉による対話を計算機が行おうとしたら、どのような問題があるのか、話し言葉対話にどのような性質があるのか、話し言葉対話はどのようなメカニズムにより説明できるのか、話し言葉対話を扱うために、どのような原理や技術が分かっているのか、現状はどのような技術ができているのか、これまでの研究成果を踏まえ、基本的なことを紹介。終わりの「更に勉強を進めるために」において、関連する書籍や文献についても紹介している。
目次
第1章 話し言葉による対話の処理とは(機械との対話;対話を捉える基本概念 ほか)
第2章 話し言葉対話の処理のための基本概念(対話エージェント;発話行為 ほか)
第3章 話し言葉の特徴(話し言葉表現の特徴;韻律 ほか)
第4章 話し言葉対話の処理技術(話し言葉対話システムの基本技術;話し言葉対話による意図理解 ほか)
著者等紹介
島津明[シマズアキラ]
1971九大・理学・数学卒。1973同大学大学院理学研究科数学専攻修士了。日本電信電話公社武蔵野電気通信研究所入所。1997より北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科教授。工学博士。専門は、自然言語処理、対話理解、機械翻訳、法令工学
中野幹生[ナカノミキオ]
1988東大・教養・基礎科学第一卒。1990同大学大学院理学系研究科相関理化学専攻修士了、日本電信電話株式会社入社。2004(株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン。現在、同社プリンシパル・リサーチャ。博士(理学)。専門は、対話システム、対話ロボット、音声言語理解
堂坂浩二[ドウサカコウジ]
1984大阪大・基礎工学・情報工学卒。1986同大学大学院基礎工学研究科博士前期了、日本電信電話株式会社入社。2012より秋田県立大システム科学技術学部教授。博士(情報科学)。専門は、対話システム、ヒューマンロボットテンタラクション、知能情報処理、自然言語処理
川森雅仁[カワモリマサヒト]
慶大大学院政策メディア研究科特任教授。1989日本電信電話株式会社入社。基礎研究所情報科学部、コミュニケーション科学基礎研究所を通じて自然言語による対話システム構築及び脳機能の研究に従事。その後、サービスインテグレーション基盤研究所及びサイバーソリューション研究所(現EV研究所)にて通信放連携技術の研究開発、実用化、標準化に従事。国際電気通信連合(ITU)やW3Cで共同議長などを歴任。2013‐10より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。