内容説明
本格的な少子高齢化社会を迎え、街づくりには健康や福祉などに関する配慮が、より一層必要になっている。エネルギーマネージメントも含め、各地域の特長を活かした魅力的な街づくり、そのために「スマートコミュニティ」はある。
目次
第1章 地域コミュニティの再生と進化に向けて
第2章 国の取り組み(総務省―超・少子高齢化時代に対応するICTを活用した新たな街づくりに関する総務省の取り組みについて;厚生労働省―未来コミュニティと厚生労働行政 医療福祉を生かしたまちづくり;経済産業省―スマートコミュニティ/スマートハウスへの取り組み ほか)
第3章 実証実験レポート―首長が語るスマートコミュニティ(岩手県釜石市 釜石市長・野田武則氏―エネルギーを自らコントロールして、他者に依存しない、自分たちの新しい街づくりを形にする;富山県富山市 富山市長・森雅志氏―公共交通を整備して中心市街地への緩やかな集積を図り、活性化、雇用、健康増進を一気に実現;神奈川県横浜市―環境未来都市を構成する3つのテーマ、その実現に向けて ほか)
第4章 先進企業に聞く(イーエヌ大塚製薬株式会社 代表取締役社長・戸田一豪氏―画期的な摂食回復支援食「あいーと」が食べる楽しみを提供;株式会社インターリスク総研 取締役研究開発部長・本田茂樹氏―スマートコミュニティにおける地域医療のあり方について ICTと被災地の医療体制の観点から;株式会社オリエンタルコンサルタンツ 都市地域創生事業部門低炭素・エネルギー部長・工藤誠氏―官民連携による持続可能なスマートコミュニティの推進に向けて ほか)
著者等紹介
柏木孝夫[カシワギタカオ]
1946年生まれ。東京都出身。1970年東京工業大学工学部卒業、1970年博士号取得。1980~1981年米国商務省NBS招聘研究員。1988年東京農業大学教授、2007年東京工業大学統合研究院教授、2012年より東京工業大学特命教授、先進エネルギー国際研究センター長。経済産業省総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会長、経済産業省、内閣府の燃料電池評価・助言会議議長ほか、各種審議会委員を歴任。著書に『マイクロパワー革命』(2002年3月エネルギーフォーラム優秀賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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