内容説明
日本語の教科書『みんなの日本語』(スリーエーネットワーク)の登場人物の一人、マイク・ミラーさんが主人公の小説。出てくる単語や文法は、ほとんど『みんなの日本語 初級1・2』で習うもの。『みんなの日本語』の会話や例文、練習、問題なども内容に反映されています。
著者等紹介
横山悠太[ヨコヤマユウタ]
1981年、岡山県生まれ。作家、日本語教師。2014年、『吾輩ハ猫ニナル』(講談社)で群像新人文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らいしょらいしょ
3
これに反応する人は、ごく限られた人だろうw ミラーさんだ!と思わず手に取った。初級の読みものとしてもちょうどいい。ミラーさんの日本生活、ほのかな思い、素朴な疑問、いろいろ話せる仲間たち。日本に馴染んでいくミラーさんに仲間意識まで持てそう。2019/10/13
雨耕T
2
あのミラーさんの小説、読まずにいられないなと思い即買いでした。今までみん日(みんなの日本語)でチラチラと人がらが見えてたミラーさんが立体的になった気がします。2023/12/19
とんとん
2
この企画を横山氏にもちかけたセンスすばらしい。2017/08/13
ena
2
これはいい企画!中身も良書であった。授業でも使えそう。読みながら、ああ、これ第○課の会話じゃん…と思うとクククと笑える。ちゃんと前後の状況を丁寧に拾っている感じ。原作のみん日の世界は一切壊さない。が、ゆえに、ちょっとおとなしい、優等生?なようにも感じた。もう少し新たな裏設定足したり、ドキドキラブコメいれて(?)、もう少し冒険してもいいんじゃないかなーと思った。まぁ原作への配慮をされたのだと思う。続編希望!ミラーさん視点だったけど、スピンオフも欲しいね!山田さん、こんなに有能なの、気づかなかった(笑)2017/08/02
Hitomi Suganuma
1
店頭でみて思わず買っちゃいました 生徒より先生の方が反応したりして2022/03/19