内容説明
児童文学の王国進化の謎に迫る。第2巻は、ヴィクトリア朝とその前後。シャーウッドからキャロルを経て、キプリングまでの約1世紀。
目次
芽吹きはじめたファンタジー―ヴィクトリア朝とその前後
1814『幼子ヘンリーとその召使』―御用作家からの脱却をめざして メアリ・マーサ・シャーウッド
1855『自然寓話集』―ヨークシャーの英国国教会のサロンのなかで マーガレット・ギャティ
1865『不思議の国のアリス』―オックスフォードで生まれたノンセンス ルイス・キャロル
1879「ジャカネイプス」―ヴィクトリア朝を代表する家庭物語の完成者 ジュリアーナ・ホレイシア・ユーイング
1901『キム』―ヴィクトリア朝と現代をつないで ラドヤード・キプリング
著者等紹介
中野節子[ナカノセツコ]
1941年、東京都生まれ。東京学芸大学学芸学部英語科卒業。東京学芸大学大学院修士課程英語教育学専攻修了。大妻女子大学短期大学部教授。イギリス児童文学、ウェールズ物語文学を専攻領域とする
水井雅子[ミズイマサコ]
1948年、茨城県生まれ。成蹊大学文学部卒業。成蹊大学大学院修士課程英米文学専攻修了。金沢学院大学基礎教育機構・金沢学院大学文学部大学院教授。イギリス児童文学(とくにファンタジーの分野)を専攻領域とする
吉井紀子[ヨシイノリコ]
1942年、神奈川県生まれ。和洋女子大学文家政学部英文学科卒業。東洋大学大学院修士課程文学専攻修了。和洋女子大学、大妻女子大学、日本大学非常勤講師。イギリス児童文学を専攻領域とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こつ
kaizen@名古屋de朝活読書会
クマケン
kozawa