目次
第1章 産業構造の転換と川崎の都市開発―郊外化から再都心化の時代へ(工業都市から研究開発都市へ;郊外地の開発時代;低成長期の再都心化)
第2章 川崎市内産業・従業者特性と住民の性格(川崎市の産業構造の変容;川崎市の人口構造;川崎市の若者の労働と生活;高齢者と高齢者世帯;人口高流動都市川崎;周辺都市との関係と都市施設の特性)
第3章 戦前期川崎市における社会事業の形成展開―川崎社会館の活動を中心に(川崎市における社会事業形成過程の研究;川崎市社会事業の形成と展開;川崎社会館の創設とその事業)
第4章 アジア都市川崎の多文化・多民族経験(問題の所在―アジア都市川崎の多文化・多民族経験への視座;概念の定義―「トランスナショナリズム」/「場所の政治」/「差異の政治」;川崎市の多文化・多民族経験―川崎区S築の在日コリアン人の「場所の政治」の過程に焦点を合わせて)
第5章 堺と川崎の防災まちづくりを考える―堺市湊西地区と川崎市多摩区中野島町会における「結果防災」をめぐって(「ちょこっとガーデンプロジェクト」社会実験への接続;「花」から「防災」へのドラスティックな展開―御蔵視察の意義;T氏と御蔵(まちコミュニケーション)・湊西(湊西自治連合協議会)
川崎市多摩区中野町会の「防災マップづくり」(結果防災に向けて))
著者等紹介
宇都榮子[ウトエイコ]
1947年生まれ。専修大学文学部教授。専門は社会福祉学、社会福祉史
柴田弘捷[シバタヒロトシ]
1941年生まれ。専修大学文学部教授。専門は労働社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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