内容説明
死地に置かれた人間の平明な言葉が、かくも人と人をつなぐものか…デジタル世代の若者がそれに動く、挑む。
目次
第１章 小泉博美書簡八八通との格闘
第２章 軍事郵便の企画展示
第３章 軍事郵便が記録する戦時下の日本とビルマ―「帝国」内を往還する八八通の手紙
第４章 衣川書簡の分析と関係者追跡の旅
第５章 ご子息・古川春馬さんとの出会い
終章 軍事郵便に触れることで私たちが学んだこと（座談会）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラガードー
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軍事郵便に関する資料性は乏しく、あくまで大学ゼミでの研究の様子をレポートしたものでしかない。話題をメール世代と結びつけたのは安易だし、軍事郵便研究を就職に生かしたいとする学生の考えも、学生個人の考えとしては重要と思うものの、書籍として紹介するには展開に無理があろう。2015/04/03
ななな☆
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面白い研究をしているなあと思った。一部であるとはいえ当時の人々のリアルな考えがわかって良かった。2010/11/27
