公務員制度と専門性―技術系行政官の日英比較

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784881252024
  • NDC分類 317.3
  • Cコード C3031

目次

第1部 日本の技官制度(分析の視角;自律性の態様―国土交通省土木技官と厚生労働省医系技官;技官制度の歴史的形成;補論:戦後の技官運動―その意義と限界)
第2部 日英の公務員制度と専門性(英国公務員制度におけるスペシャリスト;薬事行政と技術系行政官の人事・組織―エイズ問題への対応の日英比較;公共事業と技術系行政官の人事・組織―組織再編の日英比較)
第3部 行政における専門性の諸問題(公務員制度改革における技官と専門性;行政組織における専門性の獲得方法―食品安全委員会を素材として)

著者等紹介

藤田由紀子[フジタユキコ]
専修大学法学部准教授。1967年埼玉県生まれ。1992年東京大学法学部卒業。1999年東京大学大学院法学政治学研究科。博士(法学)学位取得。日本学術振興会特別研究員、ハーバード大学客員研究員、専修大学法学部専任講師を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kenji Suzuya

0
建設技官と医系技官を例として、登用・異動などを通じて専門性を有する人間を行政でいかに活用しているか、を扱う。建設技官は地方事務所に頻繁に出て実務に携わることである程度の専門性を有しつづけられる一方で、医系技官は医師としてのキャリアと行政官としてのキャリアがトレードオフになり、どちらの専門性も不十分になっていると指摘する。また、技官一般が事務官ほどには昇進できず、昇進しても限られたポストにしか就けないことも示される。2016/07/13

shi5253

0
まだざっとしか読めていないが、他の技官に関連した書籍と比べると一線を画して読む価値があると感じた 結局のところ実際にこの本に書いてあることがどれだけ妥当なものなのかは分かりませんでしたが^^2023/05/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1820797
  • ご注意事項