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非対称の倫理

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784881251348
  • NDC分類 150
  • Cコード C1012

目次

第1部 非対称の倫理(非対称の倫理あるいは受苦の倫理学への試み;対法的倫理学と対人的倫理学―「非対称の倫理」の位置づけ;根源的蓄積性について―「非対称の倫理」の基礎づけ)
第2部 罪悪感の現象学的記述―非対称の倫理(特殊研究)(問題の限定;方法の問題―核表現の分節;倫理的主体性―私は…と思う;罪悪感の空間性―私はあの人に;対人関係における悪―あの人に悪いことを;罪悪感の時間性―私は…(悪いことを)した
「閉じること」(倫理的閉鎖性)―私はあの人に悪いことをしたと思う
「開くこと」の可能性―私はあの人に悪いことをした(と言う)(告白)・私はあなたに悪いことをした(と言う)(謝罪)
集団的罪悪感―私たちはあの人たちに悪いことをした(と思う))

著者等紹介

久重忠夫[ヒサシゲタダオ]
1936年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。文学博士(フランス国家博士)。専修大学文学部教授。専門は倫理学・フランス哲学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

singoito2

4
筆者の旧著「罪悪感の現象学 序説」を改稿したものに、植民地への宗主国の国民共同体における罪悪感の視点と歴史の中で蓄積した罪悪感の視点を加味してある。意識的に「神」の視点は排除しているが、次々に神に突き当たるところが、信仰の立場からも興味深い点は旧著と同じ。旧著より、こちらの方が分かりやすいので、こちらをお奨めします。2021/11/04

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