内容説明
日本女性の伝統的な忍耐と内助の功は物語となりつつある昨今、百年前の異国の女性が日本男子と共に生きたすがすがしい姿を多くの人に知ってもらいたい―。野口英世、高峰譲吉、松平忠厚、長井長義、鈴木大拙。黎明日本を背負った男たちと異国の妻の物語。
目次
野口英世とメリー・ダージス
高峰譲吉とキャロライン・ヒッチ
松平忠厚とカリー・サンプソン
長井長義とテレーゼ・シューマッハ
鈴木大拙とベアトリス・レイン
著者等紹介
飯沼信子[イイヌマノブコ]
1932年、静岡県沼津市生まれ。1953年、結婚を機に渡米。日本の歴史の中で、国際的に活躍したり日米の架け橋となった日本人が多くあったことを、日本両国に広く知らしめていくべきとの使命感をもって、海外で活躍した日本人とその妻たちの偉業を調査し、積極的に講演活動を行ってきた。2006年旭日単光章受章。日本ペンクラブ会員。日本エッセイストクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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