メコンデルタ―フランス植民地時代の記憶

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880083940
  • NDC分類 611.24
  • Cコード C0022

内容説明

母なるメコン、その河口デルタ地帯に暮らす農民たちは、激動の二十世紀をどう生きたか?ベトナム人、クメール人、華人、インド人、そしてフランス人植民者たち…。映画『ラマン』の舞台として知られるベトナム領メコンデルタの光と影―。著者30年の思いがこもるフィールド・ノートより、消えゆくフランス時代の残照を描く書き下ろしエッセイと、民衆の聞き語り集成。

目次

第1部 消えゆくフランス時代の残像(メコンデルタ西部における侵略と開拓の略史;フランス植民地期の大地主たち)
第2部 フランス時代を生きた農民の記録(新しい社会の創生―バサック川を越えた人びと;森に隠された歴史―多民族の共存)

著者等紹介

高田洋子[タカダヨウコ]
1952年(昭和27)、長崎市に生まれる。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業、同大学大学院国際関係学研究科博士課程単位取得。同大学助手をへて、横浜国立大学、千葉大学、法政大学などで非常勤講師、1990年に千葉敬愛短期大学国際教養科専任講師。97年より敬愛大学国際学部助教授、2001年より同大学教授。専攻はベトナム近代経済史、国際関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。