出版社内容情報
花の色や形、香りに味も百花百様。花のレストランに来る動物たちには、とても不思議なおもてなしが待っています。
多田 多恵子［タダ タエコ］
理学博士。立教大学・国際基督教大学非常勤講師。
東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。植物の繁殖戦略、虫や動物との相互関係などをワクワク調べて楽しみ、市民向けに観察会も開いている。
著書に、『身近な植物に発見！種子たちの知恵』（NHK出版）、『身近な木の実・植物の種 図鑑＆採集ガイド』（実業之日本社）、『野に咲く花の生態図鑑』（河出書房新社）、『身近な草木の実とタネ ハンドブック』（文一総合出版）など多数。
目次
花のつくりと虫のごちそう
黄色いファミリーレストラン
ヘリポートつきファミリーレストラン
ブラシのファミリーレストラン
あまいかおりのするレストラン
細いグラスでジュースを出すレストラン
からくりドアのレストラン
みつドロボウがやって来た！？
アスレチックレストラン
羽音のひびくレストラン〔ほか〕
著者等紹介
多田多恵子［タダタエコ］
東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了、理学博士。立教大学・国際基督教大学・東京農工大学非常勤講師。植物生態学者として、広く植物の繁殖戦略、虫や動物との相互関係などを調べている。また、ナチュラリストとして、フィールド観察会の講師としても活躍する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
25
わかりやすいのに学術的！本当にものを知っている人たちの説明って、どうしてこんなにわかりやすいんだろう！オタマさんもオカンも大喜びの一冊でした。受粉や花のシステムをフルカラーで楽しめます！2018/03/29
gururi
13
花と昆虫・鳥との共生関係。写真も解説も充実だけど、内容自体はなかなか難しいと思う。じっくり読みたくなる。一部フリガナ有りだけど、小学校低学年は難しいかな。高学年は良いかも。2023/07/19
遠い日
11
花のレストランは虫たちの御用達。昆虫を介して、自分たちの種が増えていく仕組み。香り、蜜、色、さまざまなあの手この手で虫たちを誘う。美しい写真で花と虫の関係を実に分かりやすく紹介する。花、昆虫ともに的を射た解説が心地よい。いろんなことに、ちゃんとわけがあるのだ。2017/10/27
2時ママ
7
次女 小１ ひとり読み。メモをとりながら読書。2018/03/03
やま
4
なぜか書名を見て多恵子先生の自伝かと勝手に思ってました。実際に本を見て自分の思い込みに笑ってしまいました。花と虫たちの関係をたくさんの写真を使って変わりやすく、紹介してくれています。読んで、見て楽しい1冊です。ヤドカリが出てきたのには驚きました!!2018/03/02
