感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めぐみ
2
まずは発達障害について学ばないと…。2016/11/12
り
2
司法の世界では論理を組み立てようとすると、曖昧な個別事情が無視されやすく、発達障害の議論が責任能力の決着が着いた段階で脇に追いやられてしまうケースが多い。(本書より) 理解を超える犯罪が起こったとき、発達障害という言葉で分かった気になって、思考を停止して来なかっただろうかと反省した。発達障害と司法の議論はまだ始まったところで、これから分かってくることがたくさんあると思う。少年事件をより深く考えられるようになる良書、専門外の人にも是非読んでほしい。また最新版が出たら読みたい。2016/02/16