人文学への接近法―西洋史を学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784876989485
  • NDC分類 230
  • Cコード C1022

目次

第1部 西洋史を学ぶということ(教養科目としての西洋史;西洋史を専攻する;日本で西洋史を学ぶ)
第2部 学んだことをどう生かすか―体験者の声(留学・学会・研究会;西洋史学のキャリアパス)
第3部 学ぶためのツール(コンピュータの活用;西洋史研究のために―文献案内)

著者等紹介

服部良久[ハットリヨシヒサ]
京都大学大学院文学研究科教授、西洋中世史専攻

南川高志[ミナミカワタカシ]
京都大学大学院文学研究科教授、西洋古代史専攻

小山哲[コヤマサトシ]
京都大学大学院文学研究科教授、西洋近世史専攻

金澤周作[カナザワシュウサク]
京都大学大学院文学研究科准教授、西洋近代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陽香

2
201006202017/10/01

水無月十六(ニール・フィレル)

2
西洋史ゼミに分属し、西洋史をこれからより本格的に学ぶにあたって読書。もう少し早く読んでおけば良かったと後悔。暗記科目になりがちな歴史についての考え方から、留学体験記、進路との関わり等内容は広く充実している。参考文献一覧は古代から中世、歴史学とは何かについての本、通史など多岐にわたって紹介されており役に立つ。歴史学を学ぶ人以外でも、歴史学の方法論などから学べる点はあるので、読んで損は無いと思う。2015/12/17

かつお

2
自分の研究領域に近いと思い読んだ。西洋史を学ぶ意義、得られるもの、学ぶためのとっかかりなど総合的に書かれた理想的な入門書といった感じ。大学生、高校生のうちに読んでおけばもっと役立てたのに…2015/04/14

Nakashima Mizuki

2
2回生のときに読んでいたけど、最近改めて読み直した。卒論提出前の私にもすごく有益で初心に帰れた。なかで紹介されていたホブズボームの「昔の私は、歴史研究というのは、たとえば原子物理学とは違って、少なくとも何の害も与えることがないと思っていた。ところがそうでなかった。私たちの研究はIRA(アイルランド共和軍)が化学肥料を爆薬に変えることを学んだ集団自習室と同じような爆弾工場になることが可能なのである」というのがすごく印象に残った。2013/09/13

Meroe

2
西洋史を専門として/教養科目で学ぼうとする大学生、「歴史=暗記」という意識の高校生向けの西洋史(を学ぶ)とはどんなものかの紹介。コンセプトはいいけどこじんまりしすぎな気もする。西洋史全体、方法論、各時代についてなど充実した参考文献リストはうれしい。2011/12/05

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