目次
序章 物理と核融合
第1章 地上の太陽:水素が生み出す無限のエネルギー
第2章 水素の融合反応:軽い原子核と核融合反応の理論
第3章 閉じ込め容器:閉じた磁場のトポロジーと力学平衡
第4章 荷電粒子の運動:ラグランジュ・ハミルトン軌道力学
第5章 プラズマの運動論:相空間の集団方程式
第6章 磁気流体の安定性:エネルギー原理と流れと散逸
第7章 波動力学:不均一プラズマ中の波の伝搬と共鳴
第8章 衝突輸送:閉じた磁場配位の新古典輸送
第9章 プラズマの乱れ:自己組織化臨界とその局所破れ
第10章 核融合エネルギーの実現に向けて
著者等紹介
菊池満[キクチミツル]
1954年生まれ。九州大学工学部応用原子核工学科卒、東京大学工学系研究科博士課程修了(工学博士)、九州大学応用力学研究所、1983年より日本原子力研究所/日本原子力研究開発機構。先進プラズマ研究開発ユニット長を経て2008年より同上級研究主席。京都大学客員教授、大阪大学招聘教授、原子力委員会専門委員、文部省専門委員、英国物理学会フェロー(Fellow,Institute of Physics)、Nuclear Fusion誌(IAEA)編集ボード議長、プリンストンプラズマ物理研究所科学諮問委員、マックスプランク研究所科学諮問委員、IAEA核融合エネルギー国際会議国際プログラム委員・国際プログラム委員長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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