出版社内容情報
エレゲイアは詩形の一種で、韻律ヘクサメトロスとペンタメトロスの2行連句を繰り返すもの。同形式により七賢人の1人ソロンが教訓詩を綴ったほか、カリノスやミムネルモス、テュルタイオスらの詩人を輩出し、哲学者クセノパネスにも活用された。最大量を占めるテオグニスの名が冠された詩群は名句格言の宝庫となっている。本邦初完訳。
内容説明
エレゲイアは詩形の一種で、韻律ヘクサメトロスとペンタメトロスの二行連句から構成されるもの。「エレジー」の語源ながらも内容は固定的でない。同形式により七賢人の一人ソロンが教訓詩を綴ったほか、カリノスやテュルタイオス、ミムネルモスらの詩人を輩出し、哲学者クセノパネスにも活用された。最大量を占めるテオグニスの名が冠された詩群は名句格言の宝庫となっている。本邦初完訳。
目次
カリノス
テュルタイオス
ミムネルモス
ソロン
テオグニス
ピリアダス
ポキュリデス
デモドコス
クセノパネス
アシオス
ディオニュシオス・カルクス
エウエノス
クリティアス
詩人名不詳作品
著者等紹介
西村賀子[ニシムラヨシコ]
和歌山県立医科大学教授。1953年大阪市生まれ。1982年京都大学大学院文学研究科博士後期課程満期中退。中京短期大学講師、市邨学園短期大学助教授、名古屋経済大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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