内容説明
政策現場からの提言。日本経済・財政をマクロ経済モデルを活用して分析し、持続的成長の経路と財政再建の道筋を検証する。
目次
マクロ経済モデルの研究事例と本書の概要
第1部 マクロ経済モデルの開発(財政の中長期推計のためのマクロ経済モデル―財政再建と持続的成長を検証するための基本モデル;長期の社会保障モデル―財政再建に関する歳出面の最重要分野の分析;フォワード・ルッキング型短期マクロ経済モデル―マクロ経済ブロックの高度化に向けた理論モデルに関する研究)
第2部 マクロ経済モデルを構成する財政経済の重要分野に関する研究(財政再建のマクロ経済への影響分析(1)VARモデルによる分析―バブル崩壊後財政支出乗数は低下したのか
財政再建のマクロ経済への影響分析(2)短期マクロ経済モデルによる分析―バブル崩壊後財政支出乗数は低下したのか
税収弾性値に関する研究―短期と中期の税収弾性値の相違について
医療費の長期推計の要因分析―医療費はなぜ高い伸び率を示すのか? ほか)
著者等紹介
北浦修敏[キタウラノブトシ]
東京大学経済学部卒業。ミシガン大学大学院修士課程修了(経済学修士)。財務省大臣官房総合政策課、金融企画局、国際局、財務総合政策研究所、労働省職業安定局、京都大学経済研究所(准教授)等の勤務を経て、現在、財務省大臣官房文書課政策評価室長兼財務総合政策研究所総括主任研究官。専攻は、マクロ経済学、財政・社会保障、労働経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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