フェティシズム研究<br> フェティシズム論の系譜と展望

個数:
  • ポイントキャンペーン

フェティシズム研究
フェティシズム論の系譜と展望

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月06日 08時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 377p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876987597
  • NDC分類 163.4
  • Cコード C3336

内容説明

モノが誘い、愛を語りはじめる。人とモノと身体との妖しくも豊潤な関係を問い直す。

目次

フェティシズム研究の課題と展望
第1部 フェティシズム研究の系譜(宗教としてのフェティシズム―近代「宗教」概念理解への一つのアプローチ;モノを否定する、モノが否定する―現代キリスト教形象論からみた「否定的」フェティシズムの可能性 ほか)
第2部 フェティシズムとモノ研究(モノ愛でるコトバを超えて―語りえぬ日常世界の社会的実践;人とモノのネットワーク―モノを取りもどすこと ほか)
第3部 フェティシズム研究の展望(平和のフェティシズム考―文化的フェティシズムの新たな地平;フェティシズムとマジカルリアリズム―タウシッグの著作をめぐる覚え書きとして ほか)

著者等紹介

田中雅一[タナカマサカズ]
1955年生まれ。京都大学人文科学研究所教授。人類学(南アジア)、ジェンダー・セクシュアリティ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

★★★★★

3
フェティシズム論の現代的意味を考察する論文集。西欧近代のデカルト的二元論や20世紀の社会科学におけるロゴス中心主義を、モノとの関係に着目することで乗り越えようとする試みです。執筆者は人類学者が中心となっており、アクター・ネットワーク系の人が多いようです。フェティシズムという概念の使い方が論文ごとに微妙に異なっていて、全体を通して読むと本としては一貫性にブレが生じているように感じますが、個々の論文はいずれも面白かった。2011/02/09

Mentyu

1
フェティシズム論の論文集。宗教学や文化人類学をはじめ、様々な領域からの議論が展開されている。読み応えのある論文が多く非常に面白かった。特に言語論的転回で形成されたパラダイムに対して、なぜあえてモノを扱う必要があるのか再考する第5章は手に汗を握る内容だった。こうした議論を日本考古学が白眼視しがちなのは、やはり損失に思えてならない。2018/09/08

水野

0
もうちょっと精神分析とか対象関係論に振ったのが読みたい。続刊かしら。2012/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1821330
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。