内容説明
深い思索、熟慮によって長年の研鑽のもとに著したギリシア哲学研究。
目次
第1部 風景(ソクラテスとソフィスト・弁論家たち;プラトン)
第2部 測量(魂と消滅―『パイドン』の魂不死論証の周辺;想起(アナムネーシス)
イデア・原範型の消息
「分割法」考案―プラトン後期対話篇への視点
脱喩化の途
洞窟の世界
「自然主義のドグマ」との対決)
第3部 迂回(“私”;技術知;エピステーメーとテクネー)
著者等紹介
小池澄夫[コイケスミオ]
滋賀大学教育学部教授。1949年長野県生まれ。1979年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1984年滋賀大学教育学部講師を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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