内容説明
ドイツ連邦銀行元総裁が語る通貨統合の内幕。アジア通貨統合への貴重な教訓。
目次
第1章 欧州復興期における各国の通貨・経済政策
第2章 ブレトンウッズ体制の崩壊と欧州通貨
第3章 通貨政策における独仏の相克と協調
第4章 通貨統合実現への青写真
第5章 経済通貨同盟の産みの苦しみ
第6章 単一通貨の発足と残された課題
終章 一層の政治的な統合が必要か
著者等紹介
ティートマイヤー,ハンス[ティートマイヤー,ハンス][Tietmeyer,Hans]
1931年生まれ。1960年政治学博士(ケルン大学)。1962年にドイツ連邦経済省入省。1982‐89年ドイツ連邦大蔵省次官。1990年ドイツ連邦銀行理事となり、1993年総裁就任。1999年に総裁職を退任してのち、現在は欧州ビジネス・スクール学長、国際決済銀行副総裁、IMF金融安定フォーラム委員など役職多数。ほぼ40年間にわたって欧州通貨統合問題を直接担当する。ドイツ連邦共和国大功労十字章、わが国の旭日大綬章を授与される
村瀬哲司[ムラセテツジ]
1945年生まれ。1968年、一橋大学商学部卒業。東京銀行、東京三菱銀行調査部長を経て、現在京都大学国際交流センター教授。2001年、京都大学学位取得(経済学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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