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総説 宇宙天気

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  • サイズ A5判/ページ数 659p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784876985548
  • NDC分類 440
  • Cコード C3044

内容説明

地球周辺の宇宙環境に生じる電磁気・プラズマ擾乱と呼ばれる激しい嵐は、人工衛星、宇宙通信、地上電力系などに深刻な障害をもたらし、宇宙飛行士や航空機の乗客・乗務員の健康にも影響を与える。気象衛星や通信衛星などを守り、過酷な宇宙に人類が進出していくためには、これらの嵐の正確な予報、すなわち宇宙天気予報が不可欠である。

目次

宇宙天気被害と宇宙天気予報
第1部 宇宙天気と太陽(太陽内部構造日震学からの理解;太陽大気と彩層・コロナの加熱;黒点と太陽活動周期;太陽フレアとコロナ質量放出;太陽フレアと粒子加速;太陽風)
第2部 宇宙天気と地球(磁気嵐Geomagnetic Storms;放射線帯;磁気圏構造とオーロラ;地球磁気圏からの電磁放射;電離圏プラズマの生成と散逸;太陽活動変動の地球気候への影響)
第3部 宇宙天気予報へのアプローチ(宇宙天気予報の現状;銀河宇宙線観測による宇宙天気リモート・センシング;宇宙天気のモデリング)
第4部 宇宙天気の物理を理解するために(宇宙天気予報の基礎過程:磁気リコネクション;太陽ダイナモ機構;太陽圏の衝撃波)

著者等紹介

柴田一成[シバタカズナリ]
京都大学・大学院理学研究科附属天文台・教授、台長

上出洋介[カミデヨウスケ]
名古屋大学・名誉教授(太陽地球環境研究所)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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