産業遺産の記憶と表象―「軍艦島」をめぐるポリティクス

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産業遺産の記憶と表象―「軍艦島」をめぐるポリティクス

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876985463
  • NDC分類 602.1
  • Cコード C3036

内容説明

軍艦島―独特の景観を持つその廃墟は、国家にとって近代化の威信の証しであり、地域にとってはアイデンティティの源泉、時には失われたものへのロマンティシズムの対象として扱われ、そして今や人類的な歴史遺産となろうとしている。産業遺産をめぐる重層的な「表象実践」(意味づけと活用の営み)を世界の炭鉱遺産の比較の中で論じる好著。

目次

「遺産」化現象と現代社会
第1部 文化遺産とその表象(文化遺産とは何か;廃墟から文化遺産へ;労働文化の文化遺産化とその問題)
第2部 炭鉱の記憶と遺構(日本の産炭地の経験をめぐって;炭鉱遺構・遺物の展示と表象―歴史と事例;文化遺産保存の場における記憶のダイナミクス―社会学的記憶論の再検討を通じて)
第3部 軍艦島―日本の産業遺産と「地元」住民による表象実践(「軍艦島」への多様なまなざし;「地元」の創出―軍艦島と地域社会;地域社会における軍艦島の活用;リスケーリングされる炭鉱の表象)
産業遺産は社会に何をもたらすのか

著者等紹介

木村至聖[キムラシセイ]
甲南女子大学人間科学部准教授。1981年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学、日本学術振興会特別研究員等を経て、現職。博士(文学)。専門は文化社会学、地域社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。