内容説明
ホッブズ『哲学原本』を平明な日本語で読む。『市民論』、『人間論』に引き続き、『物体論』をラテン語原典から初めて訳出する。ここに『哲学原本』3部作が完成し、ホッブズの学問体系の構造が明らかになる。
目次
第1部 計算すなわち論理学(哲学について;単語について ほか)
第2部 第一哲学(場所と時間について;物体と偶有性について ほか)
第3部 運動と大きさの比率について(運動と努力の本性・特性および多様な考量について;加速度運動と等速運動について、ならびに協働作用による運動について ほか)
第4部 自然学、もしくは自然の諸現象(感覚と生命運動について;宇宙と諸星群について ほか)
著者等紹介
本田裕志[ホンダヒロシ]
龍谷大学文学部元教授。1956年東京都に生まれる。1987年京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。龍谷大学文学部助教授を経て、2007年より教授(2014年8月退職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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