東洋史研究叢刊
明代海禁=朝貢システムと華夷秩序

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  • サイズ A5判/ページ数 515p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876985364
  • NDC分類 222.058
  • Cコード C3322

目次

第1部 明朝と海禁=朝貢システム(元明時代の海洋統制と沿海社会;明初の海禁と朝貢―明朝専制支配の理解に寄せて;「国初寸板不許下海」考;明代「海禁」の実像―海禁=朝貢システムの創設とその展開;明代海禁概念の成立とその背景―違禁下海から下海通番へ;小結―通時代的な海禁理解に向けて)
第2部 明代朝貢体制の諸相(明初の対日外交と林賢事件;明代朝貢体制下の冊封の意味―日本国王源道義と琉球国中山王察度の場合)
第3部 明代朝貢体制と華夷秩序(初期明帝国体制論;明朝の対外政策と東アジアの国際秩序―朝貢体制の構造的理解に向けて;明代中華帝国論)
明清時代の天朝体制と華夷秩序

著者等紹介

檀上寛[ダンジョウヒロシ]
京都女子大学文学部教授。1950年生まれ。神戸市出身。中国近世史専攻。京都大学大学院文学研究科博士課程(東洋史学専攻)満期退学。「明朝専制支配の史的構造」で京都大学博士(文学)。堺女子短期大学、富山大学、京都女子大学助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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