目次
序説 高麗時代史の概観―官制と外交
第1部 官僚機構と王権(高麗国初の広評省と内議省;高麗睿宗朝における意思決定の構造;高麗時代の銓選と告身;高麗時代の宰相制度―合坐制とその周辺)
第2部 流品の構造(高麗官僚制度の概観―外官への例調を中心に;高麗より朝鮮初期に至る進士概念の変遷;高麗時代の内侍と内僚;高麗事元期における官品構造の変革)
結論 朝鮮前近代における王権の素描
附篇 参考論文(国子監試に関する諸説の検討;尚書都官貼の分析;高麗王言考―または『高麗史』諸志の文献批判)
著者等紹介
矢木毅[ヤギタケシ]
1964年、富山県西礪波郡福岡町(現、高岡市福岡町)に生まれる。京都大学文学部史学科(東洋史学専攻)卒業。同大学院文学研究科修士課程(東洋史学専攻)修了。同大学院文学研究科博士後期課程(東洋史学専攻)学修退学。京都大学人文科学研究所助手、宮崎大学教育文化学部助教授を経て、京都大学人文科学研究所准教授。専攻は朝鮮中世近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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