内容説明
企業のグローバルな活動が拡大するとともに、望ましい法人税のあり方も変化している。日本は高すぎると言われる法人税率をどこまで下げるべきなのか?またそのとき課税ベースをどのように設定すべきなのか?法人税を理論・実証の両面から包括的に検討し、経済のグローバル化に対応した法人税改革を考える。
目次
第1章 法人税の基本的な考え方
第2章 国際課税の論点
第3章 国際的な租税競争の考え方
第4章 法人実効税率
第5章 アジアの租税競争
第6章 抜本的な法人税改革案
第7章 ロックイン効果が生じないキャピタルゲイン税
著者等紹介
鈴木将覚[スズキマサアキ]
1995年一橋大学経済学部卒業後、富士総合研究所(現みずほ総合研究所)入社。同社経済調査部及び政策調査部、在米日本大使館出向等を経て、2011年より京都大学経済研究所先端政策分析研究センター准教授。専門は、財政・税制。法政大学修士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。