野蛮と啓蒙―経済思想史からの接近

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野蛮と啓蒙―経済思想史からの接近

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  • サイズ A5判/ページ数 694p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876984787
  • NDC分類 331.23
  • Cコード C3030

出版社内容情報

経済学は人権思想を体系化しながら、平和で安全な生活を実現するという課題にどのように取り組んできたのか、という問題をテーマに、さまざまな時代・地域における経済学の成果をこの一冊にまとめあげる。

内容説明

社会に文明化をもたらす啓蒙という知性の働きは、なおも野蛮や暴力に直面し、克服できないのが現実である。経済学は、豊かで幸福な生活をいかにすれば実現できるのかという問題に、どのように取り組んできたのか。

目次

第1部 ヨーロッパの初期啓蒙(バロック期スペインから啓蒙へ―服従と抵抗;マリアナの貨幣論―貨幣を操作する暴君は王にあらず;一七世紀イングランドのトレイド論争―オランダへの嫉妬、憧れ、警戒;重商主義にみる野蛮と啓蒙―「帝国」の政治経済学;スコットランドの文明化と野蛮―平定から啓蒙へ)
第2部 盛期啓蒙―大ブリテン(D.ロッホのスコットランド産業振興論にみる無知と啓蒙;オークニー諸島の野蛮と啓蒙―改良と抵抗のはざまで;アダム・スミスの文明社会論―啓蒙と野蛮の諸相;ジョセフ・プリーストリと後期イングランド啓蒙―奴隷制)
第3部 盛期啓蒙―フランス(J.F.ムロンの商業社会論―啓蒙の経済学;ムロンとドラマール―一八世紀前半フランスのポリスと商業;モンテスキューと野蛮化する共和国像―共和主義的「文明」理解の盛衰をめぐって;テュルゴとスミスにおける未開と文明―社会の平等と不平等;ルソー焚書事件とプロテスタント銀行家―焚書と啓蒙)
第4部 啓蒙の終焉と継承(ランゲと近代社会批判―永遠の奴隷制と野蛮;クリスティアン・ガルヴェの貧困論―文明化のなかの貧困と人間;ペイン敵ラディカリズム対バーク、マルサス―市民社会における有用性と野蛮)
近代文明とは何であったか

著者等紹介

田中秀夫[タナカヒデオ]
愛知学院大学経済学部教授、京都大学名誉教授。研究テーマ、スコットランド啓蒙、共和主義、経済学の形成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。