内容説明
本書は、スポーツにおける身体運動の神秘性が、「右と左」「主観と客観」といった、相反する要素の相互的作用から生み出されていることを、小田先生の実にユニークな発想と奥深い考察により、明快に解き明かしたものである。
目次
第1編 両側性筋出力における運動制御機構(自然界における右と左;左右同時に力を出す;左右の共通性;両側性筋出力の制御メカニズム)
第2編 スポーツにおける右と左(スポーツの現場で気づいたこと;“左右”から見える世界―スポーツにおける相対要素の協調)
著者等紹介
小田伸午[オダシンゴ]
1954年愛知県に生まれる。1984年東京大学大学院教育学研究科体育学専門第1種博士課程単位修得退学。1992年4月京都大学教養部助教授。現在、京都大学総合人間学部助教授
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